ヨコ書き

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息子の鼻くそとの3日間戦争

いきなりなんかお下品なタイトルですみません...

ただこの激しい戦いに遂に終止符が打たれたことにテンションが上がってしまっております。

 

事の始まりは3日程前

 

三ヶ月の息子の鼻息がスピスピフガフガと荒ぶっておりました。。

奥さんの話によりますと、鼻くそが詰まってそうとのこと。

綿棒で取ろうとしたそうですが、かえって奥にいってしまったようですね。

 

この時から戦いは始まっていたのでした・・・

 

 

▪️DAY1

翌日はさらにプガプガと苦しそうでしたので僕もさすがに黙っておれず参戦。

とりえず目視で確認したところ、そこそこ大きな物体を確認できましたが、綿棒ではまた押し込むことになりそうとの判断で竹の耳かきで掻き出せないかトライ。

うまいこと掻き出せそうな感じもありましたが嫌がりが強くなってきたため断念・・・

 

▪️DAY2

ジムに行った帰りに寄ったドラッグストアで目ぼしい武器がないか物色。

実はネットで軽く調べた新生児用ピンセットが欲しかったのですがそのお店にはなく、代わりに耳かきのような形をした綿棒と鼻水の吸い出し器を買って帰りました。

 鼻水吸い出し器はママやパパが口で鼻水を吸い出せるような特殊な形状をした装置になっています。 帰ってから両方を試しましたが、綿棒は昨日のこともあってか嫌がってなかなか入れさせてくれず・・・そして吸い出し器は鼻くそも固まってしまっており、期待した結果は得られませんでした。。

 

▪️DAY3

いよいよ息子のフガフガはブヒブヒへと変わり、お乳を飲む時もすごく苦しそうに息継ぎをするようになってきました。

いよいよ耳鼻科も視野に入れなければと思いつつ本腰を入れてネットで調べてみましたところ、以下のような感じ。

  • 基本的には綿棒
  • 鼻水吸い出し器も良い
  • ママが直接口で吸い出すのが理想
  • こよりでくしゃみを誘発
  • 鼻くそが乾燥しているならピンセット

綿棒はすでに手遅れの段階ですね、今突っ込むとさらに押し込むことになりそうです。。

吸い出し器は昨日失敗、直接口でというのもさすがに抵抗はないですが、鼻の小ささからいって強い圧で吸い出すのは無理そう。

くしゃみは昨日から何度か自発的にしてましたが特に変化はなく。。

ということで最後の望みとばかりにピンセットを用意してお風呂後の柔らかくなった状態での決戦に望もうと、銭湯戦闘準備の入浴。

 

ピジョン ベビー ピンセット

ピジョン ベビー ピンセット

 

 

 

が、 事態は意外なところで急転。

息子をお風呂に入れている時に覗きこんだところ、思っていた以上に湿気てゆるんでいましたので急遽奥さんに前日失敗した吸い出し器を持ってきてもらい、お風呂場で吸い出しをチャレンジ。

すると存外に手前に固まりが出てきました。

 

これはチャンスと少し強めに吸ってみたところ

出ました!生まれました!

玉のような、朝顔の種くらいの大きさの固まりでした。。

 

もう片方からもそれに近い大きさの固まりが出てきました。

これくらいの大きさの固まりが詰まっていたらそれは苦しかったでしょう。。

 

 

僕自身の体調の経験則でもあるのですが、お風呂場は蒸気と温度で気管支系にとってはかなりプラスな場と言えると思います。

鼻水を含めた粘膜系は少しゆるくなり、流動性が増すことで通りが良くなります。

それは新生児にとっても同じで、浴室内の環境によって固形で乾きやすい鼻くそを吸い出しやすくしてくれたようです。

 

あらためて、初めての育児で細かいことへの対処から手探りという感じですが こうして細かいことを乗り越えて楽になった子供のすっきりした表情をみていると苦労も報われるな~と感じた次第でした。

 

※本記事は我が家での記録です。

赤ちゃんの循環器は非常にデリケートですので真似される際は十分に注意いただき、自己責任のもとでお願いします。

キミなら「右」という言葉の意味をどう説明する? ~三浦しをん「舟を編む」~

すごく今更感のある一冊ですが、改めて。。
というよりも僕は基本的に天邪鬼なのでベストセラーの作品は流行が落ち着いてから読むようにしているので実は本作品も読んだのはつい最近でした。

常に本屋では平置きでしたし、映画にもなっていたので気にはなってたんですけどね。。

 

三浦しをん舟を編む」は2012年に本屋大賞を受賞したベストセラー。
出版社玄武書房に勤める馬締光也がベテランの辞書編集者である荒木に誘われ、辞書の編纂に参加。
一冊を出版するのに5年10年はかかると言われる辞書編纂に正面から向き合い、コミュニケーションが苦手な馬締も言葉で他人を理解する・理解してもらうことの大切さを知り、自身もまた成長を遂げていくというストーリー。

辞書を編むということの舞台裏に隠された膨大な量の言葉との格闘、その果てしない苦労はさることながら、僕にとっては「辞書を読む」ということすら衝撃を覚えました。
辞書は「引く」ものであって「読む」ものという考えは頭の片隅にもありませんでした。
しかし考えてみると自分が何気なく使っている言葉にしても、いざそれをまったく知らない人にどう説明するかと問われると解答が出せないものはたくさんあるように思います。

「知っていて当たり前」を当たり前にしない、辞書の紡ぎ手の意地のような思いがかいま見える辞書は彼等の無名の解答集なのかもしれないと思うと読む楽しさも感じられそうですね。


そして、辞書については前述のように門外漢な僕ですが、作中に出てきた「これから作る辞書には新しい単語や誤用も積極的に取り入れましょう」という方針にはすごく共感できました。
度々ネット上でも言葉の誤用が持ち上げられるのを目にしますが、個人的には言葉というのは有史以来変わり続けているものであり、絶対的にぶれない正解というものは無いと思っています。
今は誤用だとしても50年、100年後にはそれが正しい用例になっている、ということもありえるでしょう。
また、新しい単語や若者言葉についても、それがスタンダードになっている未来を見据えての方針なんでしょう。


そんな柔軟な考えをもったチームが表現や説明の一つ一つに気を配って意地と執念で編んだ辞書なら、読んでみたいなと感じられる一冊でした。

 


ちなみに映画版も観ましたが、主人公演ずる松田龍平さんの演技が非常に良かったです。
不器用ながらも辞書編纂に対して静かに情熱を注ぐ姿勢がイメージ通りでした。
そして宮崎あおいさん演じる主人公の妻・香具矢も控えめながら芯の強い、印象に残る演技でした(そして何よりかわいい笑)
どちらが先でも良いと思いますが、本も映画も楽しめる作品だと思います。

 

  

たまにはロマンを感じたらどうだ? 伊坂幸太郎「陽気なギャング」シリーズ

ようやく少しずつ増えてきた過去記事をぼーっと眺めていましてふと気付きました。

そういえば書評全然書いてないな...

 

一冊だけ買いていましたが、個人的には新米パパに向けた遊びの提案みたいな気持ちも含まれていたのでなんか違うような気もしています。

yocogaki.hatenadiary.jp

 

まぁ「書評」などと大仰に名打つほどの文章力があるとは思っておりませんが、本を読むことは好きで、当然好きな作家さんや作品もあるわけでして、ブログをやるからには少しは綴りたいなと思うわけです。

よし、今後はもう少し増やしていきましょう。

 

 

というわけで書評を書きたいと言っておきながらいきなり変則的にシリーズもののオススメをば。

 

伊坂幸太郎著作の「陽気なギャング」シリーズです。

シリーズ作品としては

の三作があり、最後の「陽気なギャングは三つ数えろ」が最新作として先日発表されました。

 

実は今回シリーズに対する書評としたのは僕自身まだこの最新作を読んでないからですね笑

本屋の平積みを見る度にそろそろ読みたいなと思っていてこのエントリーになった次第ですw

 

 

さてこの「陽気なギャング」シリーズはそれぞれに不思議な特技を持つ4人組がたまたま出会い、意気投合して銀行強盗を成功させるというストーリー。

 

伊坂幸太郎作品というと超能力がすぐに思い浮かびますが、このシリーズに関しては明確な超能力というか特技というか性格というか、ちょっと微妙な具合に抑えられています。

それがかえって今後の話の展開やこの局面をどう打開するのかと気になる部分を引き立たせてくれるような気もします。

 

 

初作の「陽気なギャングが地球を回す」では全員の特技がいかんなく発揮される、勢いと爽快感のある作品に仕上がっています。

僕はあまりグロテスクな表現や読後感がスッキリしない作品はあまり好きではないんですが、そういう意味ではこの作品は読み終わってすごく爽快な感じのする作品ですね。

 

続作の「陽気なギャングの日常と襲撃」では一つの事件を皮切りに4人の過去へ話が及びます。

それぞれのキャラクターの過去が明るみになり、より厚みを増す展開がどこにつながるのか目が離せません。

 

 

伊坂幸太郎氏の作品は良い意味で漫画的とも言える軽快なストーリー 展開が持ち味だと個人的には思っているんですが、この「陽気なギャング」シリーズはその魅力を十二分に体現した作品になっていると思います。

「小説なんてほとんど読んだことない」なんて人でもすごく読みやすい作品だと思うのでぜひ陽気なギャング達と共に「ロマン」を楽しんでみてください。

 

 

足の臭い、靴の臭いに悩んでいる人はグランズレメディだ!

冒頭からスメルフルなお話で大変恐縮ですが、僕の足及び靴はなかなか芳しい香りを放ちます。。。30年以上生きてくるといい加減 真正面から受け止められるようになるわけです。一部ではそれを開き直りとも言えます。

 

とは言いましても確たる自覚と、さすがに人様へ被害を広げるのは申し訳ないことこの上ないということで、以下のような最低限できる対処はしています。

・同じ靴を二日連続で履かない

・会社ではリラックスシューズに履き替える

 

 

しかし、私服OKの僕の職場であればこういった対策もある程度可能になってきますが、そうでもない会社の方はなかなか難しいかもしれませんね。

 

そこでそうした同士の皆様にもう一つ提案させてものがこちら

こちらの不思議な白い粉を定期的に靴の中にまぶしておくとこで靴の臭いが完璧に抑えられるという胡散臭いことこの上ない商品!!

 

 

いやもう白い粉といい、ここまで自分達が苦労している臭いが粉をまぶすだけで抑えられるという手軽さといい、はっきり言って信じられませんよね。

僕も使ったことがないうちは「さすがにそれはないやろう」とちょっとタカをくくっていました。

 

しかし、ロッククライミングを始めて、ハマってしまったがために結構な頻度で裸足でクライミングシューズを直で履くようになりました。

当然毎回の練習後にスプレータイプの消臭剤を吹いていましたが、そんな子供だましで効くわけもなく、徐々に危険なスメルを漂わすようになってきました。

 

そこでクライマー御用達のグランズレメディを試してみたわけです。

付属の小さなスプーン一杯で靴の内部に満遍なく行き渡らせるだけという1分で終わるメンテを毎回やることですぐに自覚症状で臭いが消えていくのがわかりました。

 

以来2年近くこれを使っていますが、完全に深いな臭いなどなかったかのように抑えてくれるのが不思議でもあり、頼もしくもあります。

本当に臭いは消えます!むしろ消えすぎてちょっと怖いくらいw

 

 

足の臭いにお悩みの方、少々お値段はしますが是非こちらはお試しください。

絶対に、いやホントにオススメです、

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(最終更新2015年10月29日)

満留賀で蕎麦をたぐる

今日のお昼は会社から少し歩いて川崎のお蕎麦屋さん「満留賀」に行ってきました。

www.maruka-soba.com


満留賀さんは川崎駅から徒歩10分弱ほどにある、老舗のお蕎麦屋さん。

 

今日はここの名物の一つである刻み鴨せいろをいただきました。
だしのきいたつゆとうまみたっぷりの鴨が蕎麦の香りと絡まって・・・ええ、もうそれは美味しゅうございました。

f:id:yoco13:20151021143449j:image 

 

ちなみにこの「満留賀」という名前の蕎麦屋さんはよく見て歩くとけっこうあちらこちらで見ることができます。
川崎のこのお店に予約の電話をしようとしてwebで検索をかけたところ、けっこうな数の候補が出てきて戸惑ったこともあります。
どうやら老舗のお店からのれん分けを繰り返して今や300店舗以上もあるそうです!
家系ラーメンの比じゃないですね。

http://www.maruka-soba.com/contents/about/

 

 

ところでこちら川崎の満留賀さんはお昼はもちろん、夜もやってますので会社帰りに蕎麦で一杯なんて気取ったこともできます。
僕も時々利用させてもらってますが季節のものや蕎麦屋ならではの肴で楽しませてくれるので重宝してます。

〆はもちろんお蕎麦で!
ラーメンのようにしつこくないので暴飲暴食の罪悪感が心なしか軽くなるのは気のせいでしょう笑


多摩川べりのすぐ近くですので、お蕎麦をたぐって川沿いを散歩なんてのどかな秋の一日をすごしてみてはどうでしょう。

写真を撮る時に「誰がその写真を見るのか」を意識してますか

先日のばら苑は久しぶりに花の撮影を楽しめました。
子供がもう少し大きくなって動きが増えてくれば子供の撮影も撮影も楽しくなるんでしょうが、正直今はまだまったく動けないのでそろそろ飽きてきた感も否めません^^;

ところでこのみなさんは携帯ででもカメラでも、写真を撮る時に「誰がその写真を見るのか」「いつどういったシーンでその写真が見られるのか」って気にしてますか?

 

写真を上手く撮るためのテクニックって色々なところで読むことができて、露出やシャッタースピードといった基本的なところからライティングなどのちょっと手が出しにくいことまで様々あります。
昨日の記事のようなどんな機材を使うかというのもその一つではありますね。

でもそんなことよりももっと簡単に、もっと効果的に良い写真を撮る方法があります。

それはシャッターをきる前にほんの少し「いつ誰がどういうシーンでその写真を見るのか想像する」ということです。


たとえば極端な例を挙げると先日のばら苑の写真。


これは僕が自己満足で見ることと、ブログやFBでで「こんな綺麗に咲いてましたよ」と出すことを想定して撮っていました。
僕が花の撮影に行くとこういう写真が大部分を占めてしまいますね。。。
まぁ一人で撮影に行くのがほとんどなので自己満足以外は必要ないというスタンスですね。
自己満足として作品的な意味合いも持つので設定やピントなどはこだわってしまうので、ぱっと見同じような写真が何枚も並ぶことも・・・

 

 


これはブログ用に撮っていました。
全景を出して空気感というか雰囲気を少しでもお伝えできればと思っていました。
普段一人で何気なしに撮影に行く時は撮らない構図ですね。
説明的に使うことが目的なのでつい雑に撮りがちです。
こっちのほうが他人に見せることが目的なのでちゃんと撮らないといけないんですけど、あまり得意ではないんです。。


これ以外にも奥さんや子供が入った「後日家族で見る用(iCloudでおじいちゃんおばあちゃんに共有する用)」の写真も撮っています。
こちらは子供の成長記録という点や、後々の会話のきっかけになるといいなという観点で撮ります。


こんな感じで同じばら苑で写真を撮るのでもけっこう変わってきます。


文章でも何でも同じことかもしれませんが、受け取った人見た人がどう感じるか、それに対してどういうリアクションを期待するかでアウトプットの仕方を変えるとより質の高いものを出せるかもしれませんよ、というお話でした。